ブロンプトンのブレーキの効きが悪いのは相変わらずで、先日の「瀬戸内&山陰」遠征でも同じように下り区間の不安感は漂います。
もう少しなんとかならないものかと、ダメ元でブレーキのインナーワイヤーを交換してみることにします。
用意したものは「ジャグワイヤー インナーケーブル シマノ・スラムMTB 1.5×1700mm」。このワイヤーを使うと“引き”が軽くなるため一石二鳥を期待。
ブレーキシューは定番の「SWISS STOP(スイスストップ) FLASH PRO GHP2」。過酷な遠征には必須になるブレーキシューです。
東北遠征でチューブが1本ダメになったので「シュワルベ 16×13/8、16×11/4、18×1.25用チューブ 仏式バルブ 4SV」を補充。
そして7個目のビンディングペダル。ブロンプトンには既に片面フラットのPD-A530を使っていますが、なんとなくフラット面が使いにくいので、違うものを試したくなったのですが、急いで交換する必要も無いため、今日のところは交換せずに保留。
実はインナーワイヤーとブレーキシューを交換しても大して効きは変わらないだろうとは予想済みです。ブロンプトンのメンテナンスをプロショップに任せると、ブレーキ本体の分解&再調整もやってくれるらしく、そのことで効きが良くなるとのこと。
ということで、自力でブレーキ本体のメンテもやってみます。まずはバラバラにして軽く清掃。そして再組立てですが、これが意外にも微調整が難しい。分解&組み立てを何度もやり直して、完了。これは面倒な作業であることは分かりましたが、ここではそのことには触れません。(実際にやってみれば分かる)
ついでにヘッドのガタツキも取っておきますが、そのことでフロント側に負荷を掛けるとステムの“しなり”の大きさが目立つように。。。
ノーマルのMハンドルならハンドルがしなる。剛性が高いハンドルを使うとヘッドに負荷が掛かる。ヘッドの緩みを取ってしまうとステムがしなる。小径車ゆえに“あえて”そのようにしているのかもしれませんが、これがパワーロスになっていることは間違いありません。まあ、ガッチガチにしてしまうと、どこかに負荷が掛かるので、とつぜん走行中に破断してしまう可能性も考えられるため、最終的にはステムがしなることで防御しているのかもしれません。
家族が長島のアウトレットで買い物している間に、私は長島周辺をサイクリング。紅葉の時期なら御在所岳に行きたいところですが、今日はもう少し近場でブロンプトンのブレーキの効きを再確認。
ということで、やってきたのはロード乗りが大勢走っているヒルクライムTTで有名な某所。
ロードの人達が真剣モードでタイムアタックしている中、場違いなブロンプトンでえっちらおっちら上り続け。。。
ゴール!! (タイム計測はこの少し先の県境まで)
尾張のロード乗りに定番のヒルクライムコース「二之瀬越」です。三河の「本宮山」はヒルクライムコースに適している割にはタイムアタックをやっているロード乗りが少ないのですが、この「二之瀬越」はメジャーなのか、今日だけでも20名以上見かけました。
で、「二之瀬越」のタイムは“35分49秒”。これは特に無理したわけではなく、遠征の時と同じくらいの負荷で上ったタイムです。ニローネの「C50 + 12-23T」で真剣に走った時のタイムが“28分2秒”ですから、ブロンプトンで“35分49秒”ならまあまあ良いタイムかと。いちおう日帰り遠征の荷物も搭載しているため、重量というハンディは十分にあります。
実は「二之瀬越」は私にとっては“始まりの地”でもあります。「ブロンプトンの旅」を始めた当初に「ブロンプトンでも峠越えができるだろうか」と、ふと確認したくなり、熱田から西方面へ向かうルートに「二之瀬越」を組み込んだのです。その時に「ブロンプトンでもなんとかなる」と確証を得たため、その後に「箱根峠」と「ヤビツ峠」を走っています。
ブロンプトンで日本全国制覇の旅 二之瀬越を越えて「宮宿~関ヶ原宿」
3年前のタイムは“46分30秒”だったようです。今回は“35分49秒”ですので、過酷な遠征と日々のジテツウトレーニングでエンジンが随分と強化されたようです。
さて、上りはあくまでも“おまけ”で、今回の目的は下り区間のブレーキの効きの確認です。結論としては「大して変わっていない」です。ブレーキシューが新品であるため、あたりが出ていないのかもしれませんが、相変わらず急坂の下りは徐行走行を強いられます。平坦区間なら気にならないレベルにはあるため、もう少し何かが足りないのかも。
※この件は翌日に続きます
木曽三川公園に立ち寄ってコスモス鑑賞。。。残念ながら見頃のピークは既に過ぎていて残念な風景になっていました。品種によってはこれから開花するものもあるようですが、満開のコスモスを観ることができず残念。
本日の走行距離は73.97km、獲得標高は614m、アベレージは20.2km/hでした。