STIレバー(ティアグラ)とXTの相性問題は解決かも

ビアンキLupoDを山仕様にするためのパーツは下記の3点セットですが…

シマノ XT カセットスプロケット CS-M770 11-32T
シマノ XT リアディレイラー RD-M772-SGS
シマノ チェーン CN-7701 9段対応

ティアグラのSTIレバーとの相性が悪いのか調整しきれません。

5枚目にキッチリ合わせると、ロー側から2枚目が入らない、ハイ側の3枚が使い物にならない。走行中に、ロー側を使うときはテンションを緩めて、ハイ側を使うときはテンションをきつくする必要があります。

まあ、そんなことをやっていては手間が掛かるので、ハイ側から数えて7枚目に合わせておけば、5~9枚目がとりあえず使える状態です。その状態で今まで走っていましたが、昨夜もう一度調整してみても改善されることはなく、ロード用とマウンテン用のパーツの相性は悪いのかと諦め、ティアグラのトリプルでも買おうかと決めかけて、最後のあがきをやってみました。

そもそもワイヤーの引き量が微妙に多いことが理由ですので、この点をなんとかすれば良いのですが、もしかしたら「てこ」じゃないのかなぁと思ったわけです。つまりワイヤーが引っ張る角度を少し変えてやれば、ワイヤーの引き量は同じでも、ディレイラーが動く量は変わります。

ということで、これを

このように変えてみました。

これぞ結果オーライでしょうか。上手くいきました。ただし、トップの11Tはムリっぽくて、簡単に合わせられるハズのトップギアだけ調整できません。トップギアなんて使うことはないのですが、どうせなら解決させておきたいところです。

そこで取り出したものが、もともとビアンキLupoDに使われていた「12-25T」です。この1枚目から3枚目を使ってみます。

CS-HG50-9 → 12-13-14-15-17-19-21-23-25T
CS-M770 → 11-12-14-16-18-21-24-28-32T
混合ワザで
12-13-14-16-18-21-24-28-32T
にしてみました。

完璧ではありませんが、全てのギアが使えるようになりました。

今まで山間地の下りでは14Tでガラガラ音をさせながら走っていて、それ以上のハイギアが必要になった時は漕ぐのをやめていましたが、これからは12Tと13Tも使えそうです。



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