パナモリ「ORC16」始動

「ブルベのため」という理由をつけて4週間前にパナソニックのカスタムオーダー車「ORC16」を注文。日本メーカーらしく納期がしっかり守られ無事納車されました。


「made in japan」の価値が高まっている世の中ですので、「HAND MADE Japan Production」で日本国内で生産されたことをアピール。マスプロメーカーであるパナソニックですが、ロードとランドナーについては、職人さんたちが1本1本手作りにしています。


メッキ加工されたチェーンステーがクラシカルさを演出しています。この辺のこだわりも老舗メーカーらしさでしょうか。カスタムオーダーで自分に合うサイズ、好みのカラー、そして丁寧な仕上げのフレームを手に入れることができる貴重な選択肢としてパナソニックにはこれからも頑張ってほしいと思う。


さっそくブルベ200kmの装備にしてみました。サドルバッグには輪行セット、カッパ上下、さらにツールボトルに収まりきらない工具類を収納。ライトは「閃 355B」を2本。リアライトはキャットアイの「TL-LD630」を装着。300kmの時は「閃 355B」の代わりに「SF-353X3」、さらにリアライトを1個追加します。

午後からの3~4時間程度で万が一に備えて鉄道が使える平野部でパナモリの試走を。。。


ところがあまりにも強風のため、いつもの蒲郡の竹島まで往復するのは精神的につらい。トラブル発生時に対処が困難になる覚悟で進行方向を急きょ変更して、やってきました三河湖。往路は自宅から約1時間40分。負荷低めで走ってきた割には、ニローネで走ったときよりも数分早いタイムですが、体調や風の影響もありますので、機材の違いとはいえません。(往路はいつも通りの岩津からのルート)


ニローネの時と同じ「C24」を使っていますが、マイルド感が結構違うものです。カーボンバックのニローネとはいえ、路面状態が悪い場合は振動が酷くて嫌になってきますが、パナモリ「ORC16」の場合は振動を上手いこと吸収してくれているのか安定感が違います。

排水スリットが施されたアスファルト舗装の下りではいつもハンドルが取られる不安定さを感じ、恐々と走っていますが、不思議なことにパナモリの場合はハンドルが取られることも無く普通に下ることができます。まるでLupoDのように…

復路は強い向かい風となるため、少しでも風避けになるものがある二畳ヶ滝ルートを走りますが、こちらの難点は路面の悪さです。ニローネで走るとガタガタと強い振動が伝わってきて、それだけで疲れます。ところがパナモリの場合はこれまた28Cのタイヤを使っているLupoDのように衝撃を抑えて滑らかに下ることができます。不思議なものです。ちなみに、パナモリの標準添付品のタイヤではなく「Continental GP4000S」を使用していますが、ニローネの場合は途中で手が痛くなってきますが、今日は無問題。

全般的に負荷は低めで、復路は強い向かい風という条件で、自宅から三河湖まで休憩込みで3時間21分で往復できましたが、これは過去最短記録かもしれません。

ちょっと気になった点としてはダンシングの時の膝が当たる場所です。大抵はステムの後方、トップチューブバッグを付けると必ず膝がバッグに当りますが、今日はステムの少し下側に付けていたベルに膝がビシバシ当たるため、今までより5cmほど膝位置が前方に来ています。仕方なくベルをハンドルに装着。

ニローネ(500mmサイズ)のトップチューブ(ホリゾンタル換算)長は525mm、ORC16(510mmサイズ)のトップチューブ長は517mmで、その差はわずか8mm。ところがダンシングしてみると膝位置が随分と違う。謎です。

三河湖
距離:73.94km
獲得標高:803m
平均速度:24.0km/h
平均バイクケイデンス:85rpm



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