ようやく2013年の遠征レポートが完成しました

1年遅れになりましたが、ようやく2013年の遠征レポートが完成しました。

遠征に要した日数は“61”ですが、レポートの本数は“36”です。ブログのように1日の出来事を細かく書いても仕方がないため、ざっくりと立ち寄りポイントの紹介記事のようにまとめてあります。仮にブログのような書き方をすると200本くらいになってしまいます。

立ち寄りポイントでどのような感想を持つかは人それぞれですので、あくまでも観光ガイド本のように自転車で旅する時の立ち寄りポイントの紹介レポートという位置づけにしてあります。


最強最大のパワースポット高野山
高野山、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)、伊勢神宮に立ち寄る「巡礼の旅」として紀伊半島を走ります。


熊野三山と本州最南端潮岬
紀伊半島巡礼の旅の第二部は「熊野三山巡り」です。熊野三山(くまのさんざん)は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称で、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として登録されています。


伊勢へ向かう道は苦行の道
紀伊半島巡礼の旅の三部作のラストは、新宮市から伊勢内宮までの約160kmにも及ぶ苦行ともいえるロングライドです。地図を眺めるだけでは分からないことが自分で実際に走ってみて分かることが多いとはいえ、分かることがマイナス面ばかりではまさに苦行となります。


新潟市の桜と佐渡島絶景サイクリング
2013年4月の遠征先の候補としては、大河ドラマ「八重の桜」の舞台である会津若松に行くことに決め、「中部国際空港→新潟空港」と「仙台空港→中部国際空港」のフライトを早めに確保。そのことで「往復のフライトだけは変更できない」という制約ができてしまい、立ち寄りポイントや宿泊地も二転三転、ギリギリまで悩みました。


天空の磐梯吾妻スカイラインは絶景の連続
遠征4日目は天空のスカイラインと呼ばれている「磐梯吾妻スカイライン」を走ります。4月中旬に「東北遠征第一弾」を組み込んだ最大の理由は「磐梯吾妻スカイライン」で見ることができる「雪の回廊」のためです。


戦国武将と松尾芭蕉の足跡を巡る旅
残り二日となった「東北遠征第一弾」ですが、戦国武将ゆかりの「米沢」、「仙台」、そして芭蕉ゆかりの「松島」という濃密な観光サイクリングを楽しみます。


懐かしの「能登半島」満喫の旅
能登半島には高校生の頃に自転車、大学生の頃に原付バイク、社会人になって車で周ったことがあるため、いまさら感があるのですが、「ブロンプトンで日本全国制覇の旅」を機会に改めて能登半島をぐるっと周ることにしました。このことで「能登半島」と「富山市~新潟市」で4泊5日の旅となります。


聖地巡礼「天地人」直江兼続の故郷を訪ねて
大河ドラマ「天地人」の放送期間中に「直江兼続の縁の地を訪れたい」と妄想を膨らせながらも、実行に移せなかった経緯があります。当時は近場をポタリングする程度の自転車遊びだったため、ブロンプトンを抱えて遠出というのは「清水の舞台から飛び降りる」くらいの覚悟が必要に思えました。


佐屋街道と蓮めぐり「宮宿~加納宿」
愛知県は茨城県と徳島県とともに「れんこん」の全国三大産地のひとつに数えられ、この時期の愛西市は蓮の花で彩られ「蓮めぐりサイクリング」を楽しむことができます。


本州最北の地「下北半島」の旅
日本一周ルートの東北編と北海道編をどこで分割させるのが効率が良いのか。当初からの懸念材料でしたが、FDAには「小牧空港~青森空港」のフライトがあることを知った時点で「青森空港」で分割させることに決定。青森空港から下北半島に向かって、大間崎からフェリーで函館へ渡ります。


北海道はでっかいどう「函館~洞爺湖~札幌
青森県の大間町からフェリーで北海道の函館市に渡るといよいよ北海道編のスタートです。北海道編第一弾は「函館~洞爺湖~札幌~富良野~美瑛」の区間を観光多めで楽しみますが、前半の二日間の走行で改めて「北海道はでっかいどう」を思い知らされることになるのです。


感動と癒しの空間「富良野と美瑛」
北海道の広さを実感させられている今回の遠征の五日目、六日目は、28年前に訪問した時にその美しさに感動を覚えた富良野と美瑛を訪れます。


千葉遠征「波乱の房総半島」
関東エリアも残すところ千葉・茨城・栃木となり、昨年末の暫定ゴール地点となった姉ヶ崎駅が今回の遠征のスタート地点となります。房総半島をぐるっと周り、犬吠埼、霞ヶ浦、水戸、宇都宮、日光、奥日光を走る4泊5日の旅になるハズでしたが。。。


サイクリスト憧れの聖地「宗谷岬」を目指して
美瑛で感動のゴールを迎えた北海道遠征第一弾に引き続き、北海道遠征第二弾ではサイクリスト憧れの聖地「宗谷岬」を目指します。北海道遠征第三弾の繋ぎも考慮して2週間ほど掛けて練りに練ったスケジュールでしたが、お盆期間から続く不安定な天候が全く好転せず、出発直前で大幅な変更を強いられました。


オホーツク修行サイクリング「猿払村~網走」
28年前に稚内から網走まで一日掛けて車で走りましたが、その時の「何もない」という印象しか残っていない区間を自転車で二日半掛けて走りますが、悪天候も重なり苦行のような修行サイクリングになるとは予想外。


新潟市から秋田市の区間は快適&苦行の旅路
ブロンプトンの遠征「東北編」もいよいよ秋田県と青森県に突入します。秋田市から弘前市までの区間には、今回の遠征の目玉の「男鹿半島」と「白神山地」がありますが、繋ぎの位置づけになってしまう新潟市から秋田市の区間が過酷な自転車旅になってしまうとは、予想外のことでした。


期待を込めて男鹿半島と白神山地の旅
昔から「いつかは訪れたい」と思い描いていた場所には「ブロンプトンの旅」を機会に行くことができるようになりました。今回の東北遠征の後半に控えている「男鹿半島」と「白神山地」も「いつかは訪れたい」に含まれる期待度が高い立ち寄りポイントです。


晴天の小豆島と雨の倉敷
小豆島には若かりし頃に愛車「真っ赤なレビン(AE92 GT-Z)」で独り寂しくドライブに行ったことがあります。その小豆島に50歳手前になって「赤いブロンプトン」で再び行くことにしましたが、今回は「がくさん」とのオヤジコンビで観光ポタを楽しみます。


おやじ4人衆で晴天の「しまなみ海道」
ブロンプトンの旅で「しまなみ海道」については既に走っていますが、前回は「雨」だったため「晴天日に『しまなみ海道』を走りたい」という思いがありました。日本一周ルートをあれこれ検討した結果、松山から尾道へ向かう必要性が出てきたため、「しまなみ海道」をもう一度走ることにしました。


山を越えて出雲大社参拝の旅路
尾道から出雲へ抜けるルートは限られていて、いずれのルートを使ってもブロンプトンでは単日で出雲まで走ることはできません。ルート決めの決定打は「宿の確保」となり、最終的には「石見銀山」を諦めることで宿の確保ができ、尾道から出雲へ向かうことが可能となりました。


ゲゲゲの鬼太郎の町と名探偵コナンの町
山陰遠征第二弾の初日は、鳥取県境港市の「水木しげるロード」、鳥取県北栄町の「コナン通り」でキャラクターたちのモニュメントを探索します。


福の神にあえる街「倉吉」と27年越しの「鳥取砂丘」
古い街並みが似合う倉吉には木彫りの「福の神」が35体も置かれています。それらをすべてコンプリートすればご利益もさらに高まりそうですが、時間との兼ね合いから「七福神 (恵比寿天・大黒天・布袋尊・寿老人・福禄寿・毘沙門天・弁財天)」を探すことにしました。


丹後半島と若狭湾、そして京都三条大橋へ
島根、鳥取を攻略した後は、日本一周のBルートに接続させるため、丹後半島をぐるっと周って伊根の舟屋に立ち寄り、天橋立、舞鶴、小浜を観光、そしてゴールの京都三条大橋を目指して鯖街道を走ります。


北関東遠征「ガルパン大洗町と水戸市観光サイクリング」
今回の北関東遠征は、機材トラブルと歯痛のために無念のリタイアをした『千葉遠征「波乱の房総半島」』の続きとなります。遠征の前半は聖地巡礼ネタで『ガールズ&パンツァー』の大洗町を散策、そして翌日は水戸市を観光します。


北関東遠征「日光東照宮と日塩有料道路(もみじライン)」
茨城県をクリアさせ、いよいよ栃木県に突入です。会津若松までの繋ぎの区間という扱いになってしまうこともあって、なんとなく消化試合のような気がしますが、日光東照宮と日塩有料道路だけではなく、「この機会だからこそ」という立ち寄りポイントを設定して観光サイクリングを楽しみます。


奥の細道と八重の桜「那須塩原~白河」
リタイアポイントから日光までの区間、そしてその先の区間をまとめて遠征することは日程的に不可能だったため、前回の遠征では那須塩原をゴールとしました。ここから先は東北編となります。


心が満たされる紅葉サイクリング「白河~大内宿~会津若松」
東北遠征第二弾の初日と二日目は会津若松までの繋ぎの区間みたいなものですが、それでは面白みに欠けるため初日、二日目ともにオプションを用意しました。二日目の目玉は「大内宿」ですが、それが“おまけ”に感じられるほどの素晴らしい景色の中を走ることになるのです。


紅葉の山越えと芭蕉が愛した山寺(立石寺)
東北遠征第四弾の3日目は“残された宿題”のための1日となります。残された宿題とは「山寺(立石寺)」を散策することですが、山寺だけのためにそれだけの時間と費用を掛けるのは「ブロンプトンの旅」の趣旨から外れます。


あえて今「東北震災復興ツーリズム 石巻編」
ニュース番組などで流される映像で「知った気になる」のではなく、現地に赴き、目の前の光景を自分の目で見て、現実を知ることも大切です。しかし、傍からすれば、ただの遊びにしかすぎない「自転車旅」で立ち寄っていいのだろうかと悩みましたが、“あえて今”だからこそ震災の地「石巻」に立ち寄ることにしました。


夏草や兵どもが夢の跡「一関~平泉~花巻」
東北遠征第四弾の最終日は、「いつかは」と思い描いていたひとつである「平泉」を観光して、ゴールの「いわて花巻空港」を目指します。


豊後竹田の岡城跡「阿蘇~豊後大野」
このまま「サイクル野郎」の輪太郎のように、西日本側を一筆書きの片道で終わらせようかと考えたこともありましたが、「もう1本、遠征すればなんとかなる」と考え直して、九州遠征を1本追加することにしました。遠征初日は、自然災害のために昨年の遠征で走ることができなかった「阿蘇~豊後竹田」の区間を走ります。


ラピュタの道「大観峰~八代」
「ブロンプトンで日本一周」を続けていますが、諸事情により立ち寄れなかった場所がいくつかあります。中には「まっ、いいか」と諦めがつく場所もありますが、「残された宿題」として機会を改めて必ず訪問すると決めた場所もあります。今回の九州遠征において最も重要な「残された宿題」に該当するものは「ラピュタの道」です。


歴史を物語る人吉城「八代~出水」
遠征三日目は“繋ぎ”の区間になるため、実は一番苦労したのが三日目のスケジュール組みです。天草を経由して出水へ向かうには遠すぎます。八代から水俣を経由して出水へ向かうには近すぎます。そこで、八代から人吉に立ち寄ってから水俣を経由して出水へ向かうことにしました。人吉に何があるのかは。。。


朝焼けの中を飛ぶツルに感動「出水~知覧」
遠征四日目は「いつかは行ってみたい」と思い描いていた「出水ツル渡来地」に立ち寄ります。1万羽のナベヅルと3千羽のマナヅルを目の前にすると、どのような感動を覚えるのでしょうか。


イッシーの正体と指宿の砂むし温泉「知覧~指宿」
今回の遠征の「出水のツル」は絶対条件ですので、その前後のスケジュール組みに苦労しました。特に最終日をどうすべきか悩んだ末の結論は、「たまにはのんびりしよう」でした。四日目の観光を増やして、五日目はのんびり過ごすようなスケジュールを組んで、「池田湖」と「砂むし温泉」に立ち寄ることにしました。


関西遠征「通天閣~富田林~吉野~飛鳥」
日本一周のゴールが間近になるにつれて「通天閣からの続きが…」という思いが強くなるばかり。あれこれ問題点をツイッターでつぶやいていると、「走りやすい道はあるよ」と大阪のサイクリストさんたちからコメントをいただき、話の流れで今シーズンの締めで関西遠征を実行することになりました。



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